カールツァイス製の歯科用顕微鏡を導入しました。歯科医師はマイクロなんて言います。
根管治療に使用することが多いですが、実は何にでも使える機械です。
自由自在に第2の目として使いこなすにはトレーニングが必要です。
口腔内の観察や簡単な処置からはじめて、徐々に使用する症例を増やしていきます。
カールツァイス製の歯科用顕微鏡を導入しました。歯科医師はマイクロなんて言います。
根管治療に使用することが多いですが、実は何にでも使える機械です。
自由自在に第2の目として使いこなすにはトレーニングが必要です。
口腔内の観察や簡単な処置からはじめて、徐々に使用する症例を増やしていきます。
よこた歯科・矯正歯科クリニックは5周年を迎えることができました。
これもひとえに、患者さんや、支えてくれる周囲の方たちのおかげです。
心より感謝いたします。
今後も日々の診療に注力していくのはもちろん、地域の診療所はどうあるべきか、理想の歯科診療はどうあるべきかを模索し続けていきますので、よろしくお願いいたします。
最近、医院や自宅にある本という本を裁断し、スキャナで取り込んでデジタルデータにするという作業に没頭しています。
取り込んだ後はネットワーククラウドや自宅のNASに保存して、いつでもどこでもiPadなどの端末で閲覧できるようにしています。
自分の所蔵している全ての本を持ち歩くことなど不可能ですが、デジタルデータならばそれが可能なのです。
人類はすごいものを発明してくれたなぁ、と感謝しつつ、夜な夜な本を裁断し取り込む日々です。
スタッフのひとりが、ディズニーランドのお土産のお菓子をくれました。
診療後、ディズニーランドかぁ、とぼんやり思いながら、ミッキーマウスの声真似(甲高いあの声、しかも大声)で「お疲れ様!」と挨拶しながら従業員出入り口の扉を開けたところ、たまたま通りかかった女性と目が合ってしまいました。
そのまま堂々と外に出ればよかったのに、うわっ! 恥ずかしい! と瞬間的に思ってしまい、一度開けた扉を、目が合ったまま閉じてしまいました。
これ絶対、突然扉が開いて、変なオッサンから変な声で話しかけられたと思われていますよね。
あああああ! 恥ずかしいぃぃぃ!!!!
あの女性が、もし怖い思いをしてしまっていたらと思うと、本当に申し訳なく・・・。
すいませんでした。
久しぶりに、穴があったら入りたいくらいの恥をかきました。
日曜日、お休みして講習会に行ってきました。
歯科治療とデジタル機器の話、特にインプラントと補綴に焦点を当て、いかに日常診療にデジタル機器を導入するのか、というテーマでした。
日本は歯科医療のデジタル化については発展途上で、世界から大きく遅れています。
よこた歯科・矯正歯科クリニックでも、主に矯正歯科で口腔内スキャナを使っていますし、レントゲンも全てデジタル化していますが、これくらいは他国の歯科医院ですと珍しくもなんともない普通の光景です。
講師の先生が、IDCという国際的な歯科の見本市に行った際、目立っていたのはデジタル関連のブースで、従来の型取り材料のブースにはあまり人が集まっていなかったと仰っていました。最先端の歯科は、デジタルなしでは語れない時代になっているのです。
今後、型取りはデジタルに変わっていくと思います。
被せものを作る際は患者さんの口腔内の状態を正確にコピーする必要があります。その方法として従来から行われてきたのがアルジネートやシリコンによる型取りでした。オエッとなる方も多いと思います。
上手に採ればかなり正確なコピーができあがりますが、型取りの材料の変形や流し込む石膏の物理的な変形はどうしても起こります。
デジタルだと、型取り材料や石膏の物理的な原因による変形は起こり得ません。より精密なコピーが採れるわけです。ゴミも出ませんし、歯形を技工所に郵送したり取りに来てもらう必要がありません。
スキャンしてデータを送信するだけです。院内に設備があれば、その場で被せものなどが出来上がります。
またデジタルの別の強みとして、強力なシミュレーション機能があります。
インプラントですと実際の手術の前に何度もインプラントの種類や位置を検討することができ、その通りに手術が行えるようガイドを作成することが可能です。
被せものも形や咬み合わせなどを精密に調整し、最終的な補綴物に反映することができます。
顔の写真、CT画像、口腔内スキャンのデータを重ね合わせ、機能的にも審美的にもより良い補綴物を作ったり、顎と喉の動きをシミュレーションして効果的な睡眠時無呼吸症候群用のマウスピースを3Dプリンターで作ったり・・・。
コンピュータというのは本当にすごいものです。
もともとデジタル機器が大好きな私ですから、有用だと思ったデジタル機器は、積極的に取り入れていきたいと思っています。
当クリニックでは笑気を用いて治療することができます。
歯科治療に強い恐怖心を持つ方、高血圧や心臓の病気の方、嘔吐反射の強い方など、笑気を使うと快適に治療を行うことができます。
全身麻酔や静脈内鎮静法とは異なり意識を失うことはありませんし、治療後は速やかに体内から笑気が排泄されるため、お車を運転して帰宅することも可能です。
眼の手術後の方やパニック障害の方など、一部使用できない方もいらっしゃいますが、そうでない場合は小学生くらいから安全に使用できます。
もともと丸っこい可愛らしい外層の装置ですが、目とリボンをつけたら、さらに可愛らしくなりました。
名前は、「笑気のしょうこちゃん」です。よろしくお願いします。
こんにちは。院長の横田です。
明日からゴールデンウィークのお休みなので、今日が平成最後の診療となりました。
皆様もそれぞれの平成であったことと思います。
私も、良いことも悪いことも含め、人生の序盤から中盤にかけての充実した時代を過ごすことができました。
そしてまもなく令和。どのような時代になるのでしょうか。
願わくば平和で災害の少ない時代であってほしいものです。
この連休は大好きな沖縄へ行ってきます。長崎大学時代の同級生に久しぶりに会えるので楽しみです。
また、新しいパソコンの設定をしたり、読めていない教科書に目を通そうと思っています。
歯科用の顕微鏡をメーカーさんからお借りしています。
導入したいと考えているのですが、実際の使い心地や、どのように日常診療に取り入れていくかを考えなくてはなりません。
一応、日本顕微鏡歯科学会に所属して知識は得ているつもりですが、実際に使っていないので患者さんに使うには慣れが必要です。
しかし、歯の根の治療や手術、虫歯の治療など拡大した視野で治療できるメリットは計り知れません。
副院長と二人で、歯を磨き合ったりして練習しています。
でも、高いんだよなぁ・・・。
こんばんは。院長の横田です。
本日、当クリニックは4周年を迎えることができました。
患者の皆様、業者様、スタッフの皆様に心より御礼申し上げます。
歯科医学、歯科医療は奥が深く、もとより非才の身でありますから、到達点が未だに見えず煩悶の日々を過ごしております。
しかし、諦めず歩みを止めず前を向き、少しでも皆様と社会に貢献できるよう、今後も努力してまいります。
さて話はガラリと変わりますが、最近わたくし、髪を剃りました。ツルツルに。
もともと猫っ毛で癖っ毛で苦労していたのですが、加えて、徐々に生え際が後退しツムジ周囲が寂しくなってきました。残った髪にも白髪が目立つようになってきました。
診療後に帽子を取ると、かなり悲惨な状態になっていたのです。
それでもまだ大丈夫だろうと楽観視していましたが、家族と撮った写真で事態の深刻さを理解し、決断しました。
若い頃から、将来頭髪が深刻な事態に陥ったら剃ろうと決めていたので、ついにこの時が来たのかと感慨深いものがあります。
さすがに剃る時は勇気がいりましたが、剃ってみると爽快で、まるで新しい世界が開けた気分です。
頭を剃っていると、お坊さんか怖い人と思われがちですが、中身は変わらず街の歯医者さんですので、どうかご安心ください。
よこた歯科・矯正歯科クリニックで病理検査ができるようになりました。
病理検査というのは、手術で取り除いた嚢胞や良性腫瘍、悪性腫瘍などの組織を顕微鏡で観察し、それが何なのかを病理組織学的に診断する検査です。顕微鏡で見て検査するのは、細胞診であれば臨床検査技師や病理医、組織診であれば病理医です。
我々臨床医が行う診断はあくまでも臨床症状から得られた情報に基づいたものです。一方、病理医の行う病理組織学的検査は、実際に組織や細胞を顕微鏡レベルで観察した結果に基づく確定診断です。
例をあげましょう。
口の中にできた癌は、臨床診断では「口腔癌」と診断されます。それが病理組織学的検査では、例えば「疣贅性癌」や「紡錘細胞癌」や「乳頭状扁平上皮癌」などの組織型まで診断されます。それぞれの型で悪性度が強いのか、転移しやすいのかなどふるまいが異なりますので、治療を進めるにあたって非常に有用な情報となるのです。
もちろん、当クリニックのような開業歯科医で癌などの悪性腫瘍の病理検査をすることはありません。
嚢胞や良性腫瘍の手術で得られた検体の確定診断や、口腔癌ではなさそうですが確信が持てない場合の細胞診、また、カンジダ症などの菌の検出などが主な目的となるでしょう。
なお、治療を目的とした検査はもちろん保険で行えますが、検診目的の検査(口腔癌検診など)には健康保険の適応はありませんのでご理解ください。
今日は口腔外科学会に出席してきました。旧知の先生にお会いして情報交換をしたり、大学や大病院でしかお目にかかれないような珍しい症例などを知ることができ、大変勉強になりました。
会場の一角に企業ブースがあり、そこに便利そうな口腔カメラがありました。
私の考えている医院の改革に役立ちそうでしたので、早速注文することにしました。
歯科診療では、口腔内の写真がとても重要です。
レントゲンやCT、MRIなどでも体の中の様子は観察できますが、歯科は幸いなことに肉眼で直接患部を見ることができます。
虫歯や歯周病はもちろん、粘膜にできた病変や手術中の様子なども実際に目で見ることができるので、それらをすぐに写真撮影し記録しておくことが可能です。
そうして撮りためた過去の写真と現在の状態を比較することで、自分が行った治療の結果を客観的に評価する一助となりますし、患者さんにとっても、模型や一般的な症例写真よりも、実際のご自身の写真で説明された方が実感として理解しやすいのではないかと思います。
カルテと並んで、口腔写真は歯科医院の財産なのです。
と、そのように考えて写真を撮ろうと思ってはいたのですが・・・。
カメラの設定や撮った写真の管理の煩雑さなどが障害となり、私の理想よりも写真を撮れておらず、病状を経時的に追うにしてもカルテの記載と簡単な図、私の記憶に頼っているという現実が非常にストレスになっていました。完全に私の怠慢で、大いに反省しております。
そこで、今までのカメラと画像管理ソフトを一新して、私だけでなくスタッフでも簡単に規格性のある口腔写真を撮影管理できるようなシステムを作ることにしました。
システムというと大げさですかね。要するに簡単に撮れるカメラと、操作が単純な画像管理ソフトに切り替えて、私やスタッフの写真撮影に対する心理的・時間的ハードルを低くするということです。面倒なことなく、パパッと写真を撮ってサッと管理できるということです。
楽しみです。